【Z900】缶スプレーでシートカバーを塗装 やり直し

Z900
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失敗のリカバリー

前回の失敗から2週間、再度カラースプレーを吹き付け。

2液性ウレタンの上にラッカーを吹くとチヂミみが出てしまうらしい。

今回は最もチヂミが発生しやすい「ラッカー→ウレタン→ラッカー」の工程なのでリスキーな作業になるが、2液性ウレタンクリアを吹いてから3週間以上経過しており完全硬化しているので、ラッカーがウレタンを侵食することは無いだろう・・・たぶん。

#800で足付けを行い食器用洗剤で脱脂して準備完了

カラー吹き付け完了、2液性ウレタンの上にラッカーの重ね塗りだったが、チヂミの発生も無く無事吹付完了

1週間放置し再び2液性ウレタンクリアを吹き付け。
今回使ったのは「99工房-ウレタンクリアー」、前回は「ホルツ-ウレタンクリアコート」だったが、少し安かったので今回は「99工房」にした。

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前回は1缶空になるまで塗り重ね厚塗りし過ぎた結果、塗面に気泡が入ってしまった(正確に言うと気泡が抜けなかった・・・たぶん)なので、今回は3度塗りで止めといた。
当然、半分以上残ってしまったが、2液式は一度混合してしまうと6時間が使用期限なので再利用ができない。

ウレタンクリアの有効利用

そうだ!

10年くらい前に新潟で買った銅のタンブラー、5,000円くらいしたのに使って間もなく表面がボロボロになってしまった。
原因は食洗器、商品説明によると「酸化による変色を抑えるためクリアラッカー塗装されています」と書いてあり、食洗器の熱でクリアが剥がれてしまいボロボロになってしまった。
その後、クリアを剥がし表面をピカールで磨いて保管しておいたのだが数年放置して置いたら、このように変色してしまった。

クリアが余ってるので、もう一度磨いて復活させよう。
購入時はクリアラッカーだったが、今回はウレタンクリアでコーティング。

ピカールで磨き、余ったクリアを塗布。
よし、上手くいった

磨き

クリア塗布後、ぱっと見そのままでも良さそうだったが、若干ゆず肌っぽくなってるので、水研ぎして磨くことにした。

#1000→#1500→#2500の順でペーパーで水研ぎ

水研ぎ後、リキッドコンパウンドで研磨。

    • 3ミクロン(#3000相当)
    • 1.5ミクロン(#7500相当)
    • 0.5ミクロン(#10000相当)

の順でバフ掛け。

イイ感じに磨けた!

外したパーツを着けて完成。

もっとボテッとした感じになるのかと思っていたが、装着してみると意外とスッキリとしたシルエットがカッコ良い!

一つだけ不満

不満点はただ一つ。
ブラック&グレーのラインが隠れてしまう事、こういうのって何だか嫌なんだよなー。

まとめ

欲張り過ぎて、使い切りタイプの2液性を厚塗りし、自然硬化を待てば良いのにファンヒーターの風をあててしまい、結果やり直しすることになってしまったがそれも経験、思ってたよりカッコよく仕上がったので、結果オーライ(完)

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