【特定小型原付】RICHBIT CITY 不満点

日常
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不満点

リッチビットシティを使い始めて1か月、発売と同時に購入したので利用者の意見が反映されている筈もなく、製造者の思いのまま生産された初号機となる。

需要増加に伴い今後改良されて行くのだろうが、現状での不満点をいくつかご紹介。

14インチタイヤ

幼児用の自転車と同じくらいの14インチタイヤ。
小さいことは良い事なのだろうか?
否、良いこともあるとは思うが、弊害もたくさんある。

スタンドが小さくて・・・

小さいサイドスタンドは見た目通り安定感が最悪で少し強めの風が吹くと「倒れる」、駐輪中に人が少し当たっただけでも「倒れる」、とにかくよく「倒れる」

もう少し角度を付けて長めにしてくれたら良いのだが、見た目からして何とも心許ない。

20km/h巡行

20km/hで走っていると一般的な電動ママチャリよりだいぶ速いように感じる。
この速度を14インチタイヤで走ると路面の凹凸がダイレクトに伝わるり、加えて幅が狭いバーハンドルとの組み合わせで直進安定性は非常に悪い。
折りたたみ式という事で、このような組み合わせになってるのだろうが、安定快適性と収納性がトレードオフになっている。

2種類の走行モード

免許不要で乗れる電動モビリティには二つの車両区分がある

  • 特定小型原動機付自転車・・・最高速度20km/h以下
  • 特例特定小型原動機付自転車・・・最高速度6km/h以下

ざっくり言うと特定原付は車道を走るとき、特例特定原付は歩道を走るとき。
リッチビットシティにはこの2つのモードを切り替えることができる。

鍵を回し電源を入れると6km/h以下の「歩道走行モード」で起動する。

走行モードの切り替えが困難

起動時デフォルトの「歩道走行モード」は殆ど使う事は無いので、毎回「車道走行モード」に切り替える必要がある。
切り替えボタンを2度早押しすれば走行モードの切り替えは出来るが、この時タイヤが完全に停止している必要がある。
もっと言うと、少しでもタイヤが動いてしまうと完全停止して一定時間経過しないとモードの変更ができない。
例えば、電源を入れ2メートル程度押し歩き、そこから「車道走行モード」に切り替えようとしても直ぐには切り替わってくれない、4~5秒待ってようやく切り替えができる。
逆の場合も同じで、「車道走行モード」から「歩道走行モード」に切り替えるときも完全に停止してから4~5秒待たないと切り替わらない。

メーカーの対応

モードの切り替えがスムーズに行かないのは地味にイライラする。
この状況をオフィシャルサポートセンターに問い合わせた。
当然細かい状況を説明した上で問い合わせしたのだが、帰ってきた答えは

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
いつも大変お世話になっております。Acalieサービスセンターです。
ご利用いただきありがとうございます。

切り替えは添付動画をご参考いただければ幸いです。
メーターが完全に0の状態でボタンの真ん中に力強く2回押しして頂ければ代わります。
よろしくお願いいたします。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
メーターが完全にOでも直ぐには切り替わらないという事は伝えたのだが、まあ想定通りの返答だったので、動画を撮って再度状況を説明した。
しかし、その後のサポートセンターの対応は想定外だった。
完全スル~

ファームウエアのアップデート等で改善されないものだろうか・・・

積載性

「わずか16kg!どこへでも軽やかに持ち運べる」

折り畳みのトレードオフで積載が皆無である。
購入前に「カゴの取り付けは可能でしょうか?」と問い合わせしたところ、「自主取り外し可能な荷台を取り付けることができますが、価格は現在未定です。7月中旬-8月初に発表予定です。」と返事を頂いたのだが、11月時点で発表された様子はない。
自分の場合、スーパーへの買い出しがメインの使い方なので、カゴが無いのは辛い。

スポーティーなシート

ぱっと見スポーティーでカッコいいシートが付いているが、いざ座ってみるとかなり固い、14インチの小径タイヤと相まってケツにかなりの衝撃を受ける、自分は痔ではないが30分以上の乗車はかなり辛いと思う。

まとめ

使用頻度は週に3回程度、活動範囲は半径1キロ以内、1回の使用時間は10分以下なので、シートが固いとか、モードの切り替えがめんどくさいなどは許容範囲。
いろいろと不満を述べたものの、コスパは十分に満足しているし、結果としては買って良かったのであった(完)

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