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【山梨ツーリング】Google Mapに釣られて秘境へ。白糸の滝と極上ワインディングを発見

Z900

日曜日。

午前中の野暮用を片付け、さて今日はどこへ行こうかとGoogle Mapとにらめっこ。

すると地図の片隅に気になる場所を発見した。

白糸の滝。

しかもルートを確認すると、奥多摩周遊道路から少し外れた場所に、いかにも楽しそうなワインディングロードが伸びている。

こういう時のGoogle Mapは危険だ。

画面を見ているだけで走りたくなってしまう。

ツーリングバッグにカメラ2台とレンズ4本を詰め込み、午前10時に出発した。

調布ICから中央道へ乗り、上野原ICで下車。

 

山梨県道33号上野原あきる野線を北上する。

ここまでは都民の森へ向かう時と同じお馴染みのルートだ。

しかし上野原ICから約9km、県道18号上野原丹波山線方面へ左折した瞬間から景色が変わる。

この道を走るのは初めてだったが、交通量は少なく路面状態も良好。

何より気持ちの良いワインディングが20km以上続く。

正直、まだ目的地には着いていない。

それでもこの時点で「今日は当たりだな」と確信した。

途中、道の駅こすげで小休止。

目的地までは残り7kmほど。

楽勝だと思っていた。

ところが、その先で突然現れたのが未舗装林道だった。

さっきまで快適だったツーリングムードは一変する。

周囲を木々に囲まれ、昼間にもかかわらず薄暗い。

さっきまで快適だったツーリングムードは一変する。

「これ、ヤバいやつじゃないか?」

一瞬引き返すことも考えた。

だが、ここまで来て撤退するのも悔しい。

バイクを停めて状況を確認。

深呼吸をひとつ。

「慎重に走れば大丈夫だろ」

そう自分に言い聞かせ、林道へ突入した。

轍を避けながら約3km。

ようやく白糸の滝入口へ到着した。

少し手前に駐車場もあったが、カメラ機材を抱えて歩くのが面倒だったので入口付近へバイクを停車。

完全に横着である。

入口から歩くこと数分。

そこには想像以上に雰囲気の良い空間が広がっていた。

派手さはない。

観光地化もされていない。

だが、その分だけ自然がそのまま残っている。

滝までは5分ほどで到着するが、さらに奥へ進めば滝壺の近くまで行くことができる。

大量のマイナスイオンを浴びながらしばらく撮影。

気付けば30分ほど滞在していた。

その間、人影は一度も見なかった。

都内から数時間の場所に、まだこんな場所が残っているのかと思う。

帰りも同じ林道を走ったが、路面状況は把握済み。

行きのような恐怖感はなく、難なく下ることができた。

結果として往復約5時間。

極上のワインディングロードと、偶然見つけたプチ秘境。

Google Mapの気まぐれが、なかなか良い仕事をしてくれた一日だった。

帰宅後はそのまま洗車。

林道で付着した泥を洗い流す。

夏至まであと3週間。

洗車を終えても外はまだ明るい。

それだけで少し得をした気分になる。

ツーリングシーズンは、まだまだこれからだ。

 

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